2024年夏の頃だったでしょうか、赤西仁氏とのコラボ企画のお話が私たちのもとに届いたのは。
青天の霹靂、何が起きたのでしょうか?とまあ最初驚き過ぎて固まってしまったのですが、弊社を選んでいただき感謝、感謝の気持ちでありました。
そしてジンとリキュールを作るということで、手探りの日々が始まりました。
それではこちらのダイアリーでは私、梅田がリキュールのことについて書いていこうと思います。

同氏は苦味のある薬草酒が好きらしい……最初はその言葉から想像を膨らましていきました。最初の試作品は大きく分けて甘味のあるもの、ないものでそれぞれ6種類くらい、スパイス、ハーブの分量や種類で違いを出しました。
これらを同氏に確認していただき、いろいろな意見をいただきましたので(動画での内容ですね)今度はそれを参考にして再度試作してくわけですが、このときそれぞれの試作品にすごく丁寧にコメントをいただき、とても真摯な姿勢を感じたのでかなり気合が入りましたし、良いものにしたい思いが強くなりました。

意見をいただいた映像を見ていてああしよう、こうしようと考えましたが、特に重視したのは甘味と苦味の割合で、苦いながらもすっきり飲めるリキュールを目指しました。
そう、大人の味わいです。美味しいブラックコーヒーみたいに苦いだけではなく、風味やうまみが感じられるような。ハーブやスパイス、柑橘などに彩られた苦味のあるリキュールになるよう試作を重ねました。

こうして完成したリキュールですが、同氏が普段から飲んでいるソーダ割りで最初は楽しんでいただけたらと思います。
苦味とハーブ、スパイスなどがいろいろ顔を出して、最後はほろ苦さと爽やかさが駆け抜けていきます。
発売は3月4日、何卒よろしくお願いいたします。