皆さん、お待たせしました!
1年ぶりとなるPremium Edition。今回のダイアリーを担当します、田中です。
さて、今年のPremium Editionはどんな味だろうと楽しみに待っていてくださった方もいるのではないでしょうか。
私自身も、主体となって一つの商品をつくるという経験ができることに、とてもワクワクしていました。
今年の3月、社員旅行で台湾を訪れたのですが、台湾のお土産といえば……!そう!!パイナップルケーキ!
そして、台湾で食べたマンゴーがとても美味しかったことも、今でも鮮明に覚えています。みずみずしく濃厚な台湾のフルーツに感動し、「この美味しさを商品として、皆さんにお届けできたらいいな」と思い、今回のメインボタニカルとして選んだのは、台湾を代表するフルーツの一つでもある「パイナップル」です。パイナップルケーキとしても台湾ではお馴染みですが、今回は台湾産のパイナップルそのものの魅力を、ジンで表現してみることにしました。

台湾産のパイナップルは、一年を通して温暖な気候に恵まれた地域で育ったため、酸味が穏やかで糖度が高く、ジューシーな味わいが特徴です。実際にパイナップルが届き、箱を開けた瞬間から、濃厚で甘い香りがふわっと広がってきました。
ところが、いざ蒸留してみると、なかなか自分が理想とするパイナップルの香りを取り出すことができず…。アルコール度数を変えてみたり蒸留方法を見直したりと、何度も試作を重ねました。その中で、「パイナップルの実だけではなく、皮も一緒に蒸留してみよう!」という話になり、両方を使うことでよりパイナップルらしさを感じられる仕上がりを目指しました。蒸留も、一度の蒸留で漬け込みとバスケットの両方を使い、パイナップルの魅力を引き出せるよう工夫しました。
「いや、台湾パイナップルの魅力はこんなものではない。まだまだ良さを引き出せるはずだ!!」そう思った私は、パイナップルの香りを感じずつ、これでもかというくらいのパイナップルの存在感を伝えるために、最終調整では、ジュニパーの配合量と蒸留したパイナップルの配合量との1番良いバランスを見つけることを重点的に行いました。その結果、パイナップルの存在感をより引き立たせる設計に仕上がりました。さらに「レモングラス」「カフェライムリーフ」「カルダモン」「ローズマリー」をそれぞれ減圧蒸留し、パーツとして加えることで、パイナップルの輪郭がよりクッキリと浮かび上がるようになりました。

まず感じるのは、パイナップルのジューシーでみずみずしい味わい。そこに心地よい酸味が加わり、味わい全体をキュッと引き締めてくれます。そして、その奥からパイナップルの果肉を思わせる自然な甘さがふわっと広がり、明るく軽やかで、もう一口飲みたくなるような味わいに仕上げました。
名前は「Sunlit Lai(サンリット ライ)」。台湾パイナップルは、太陽の光をたっぷり浴びることで、より美味しさが増すと言われています。そこから「太陽に照らされた」という意味を持つ「Sunlit」と、台湾語でパイナップルを意味する「鳳梨(オンライ)」から「Lai(ライ)」の部分を取り、名付けました。太陽の光をたっぷり浴びて育った台湾パイナップルのように、この商品が皆さんの心を少しでも明るく照らし、日々のエネルギーチャージになるような一本になれば嬉しいです。
発売は11月15日(日)。
「Sunlit Lai」を飲んで台湾を旅してみませんか…?