2023年の発売以来、多くの皆さまにご愛飲いただいている「THE HERBALIST YASO GIN EXTRA HERB」は、その香りと味わいをより磨き上げるため、製法の一部を見直し、リニューアルいたしました。
なお、使用するボタニカルやベーススピリッツに変更はなく、ボトルデザインも従来通りとなっています。
リニューアルの背景
EXTRA HERBは、“森の中に実る架空のフルーツ”をテーマに誕生した、THE HERBALIST YASOのレギュラーシリーズ1作目。
80種類の原材料からなる植物発酵エキス由来の自社スピリッツをベースに、ジュニパーベリーを主体にコリアンダーをはじめとした様々なスパイスを蒸留。単品でベルガモットやモミなどのボタニカルを蒸留し、ブレンドして仕上げています。ベーススピリッツに含まれる植物などの数と合わせると、使用しているボタニカル数は合計100種類。味わいは、ジュニパーベリーやモミなどの針葉樹らしいグリーンな風味に、ベルガモットなどのフルーティーな味わいも残るバランスになっており、森に実る架空のフルーツというテーマそのものでした。
発売から2年。私たちは、よりその香りを追求していくために、「空間」を意識して再検証を重ねました。
意識したのは「空間の香り」
これまでのEXTRA HERBは、素材を鼻に近づけたときに感じる香りを再現していました。今回のリニューアルでは、その素材と同じ空間にいるときに感じる“広がりのある香り”を表現するよう意識して製作にあたりました。その結果、
- 杉の葉やモミの葉の香りが森の中に広がる様子
- 飲み始めから口に残る余韻までの変化
をより感じやすく、楽しめる味わいになりました。
抽象的に例えるなら、従来品は「生い茂る木々をかき分けて木に実るフルーツを発見した瞬間」。リニューアル後は「その実が熟し、さらに木々の間から陽の光が差し込み、道がひらけ、木々と空気が合わさった空間にいる瞬間」。
そんな情景の広がりを感じていただける仕上がりになっています。
製法上の主な変更点
ボタニカルやスピリッツの種類そのものに変更はありませんが、下記2点を中心に見直しを行いました。
1,蒸留時の「カット位置」の再検証
単体蒸留しているモミ、ベルガモットなど5種のボタニカルについて、一つひとつカット位置を味や香りを再度確認して再検証。
より素材本来に近い、求めている香りや、味わいを取り出せるように調整しました。
2,配合割合の再構築
カット位置の見直しに合わせ、全体の配合比率を一から再設計。
何度も試作を重ね、従来のEXTRA HERBを継承しつつも、より立体的で奥行きある味わいになりました。
飲み方のおすすめ
おすすめはジントニックです。しかし従来のEXTRA HERBとの違いを一番感じられる飲み方はストレートです。リニューアル後のEXTRA HERBは、より一層香りのレイヤーを感じやすく、飲み口も少し辛味はありつつも、まろやかで、さまざまな旨みが口の中にじんわりと広がります。
ストレートでのテイスティングを店頭などで実施した際、その感覚を感じていただけますと嬉しいです。
切り替え時期
2025年12月下旬より順次切り替え予定。
※内容物のみのリニューアルであり、ボトルデザインは従来品と変わりません。
製品概要(該当商品)

※写真はTHE HERBALIST YASO GIN EXTRAHERB 700mlのイメージです。
【700ml】 ¥6,380(税込)
【500ml】 ¥4,620(税込)
【THE HERBALIST YASOギフトBOX(通常版)】¥3,850(税込)
【ミニボトル45ml 2本セット】¥1,100(税込)
【THE HERBALIST YASO GIN ミニボトル】¥660(税込)